脅威の食べログ4.40！【ラチュレ】表参道

フレンチ好きで知らない人はいないほど有名なミシュラン1つ星フレンチ、【ラチュレ】
鹿や猪や熊などのジビエがウリなので、特に旬のこの時期はより一層魅力的なレストランです。
おすすめポイントや実際にいただいたお料理を紹介します。

おすすめポイント
料理の紹介
まとめ
店舗情報

料理の紹介

それでは、先日の来店で実際にいただいたラチュレのお料理を紹介します。
お皿などの提供方法もこだわりが感じられますので、合わせて楽しんでいただきたいです。

席についた瞬間から、素敵なショープレートで気分が上がります。

・鹿の血のマカロン
最近はフレンチレストランでアミューズにマカロンを出す流行りがあるのでしょうか。鹿の血というとジビエ臭いイメージがありますが、臭さはなくスパイシーさや塩味によって一つの料理として完成されていました。マカロンの下には本物の鹿の毛皮が敷かれています。

・鹿のサラミを使ったケークサレ
ケークサレとは甘くないパウンドケーキのこと。大きな松ぼっくりの上にチョコっと乗せられて、ほんのりと温かい状態でサービスされました。鹿のサラミの歯応えとクリームチーズの相性が抜群でした。

・鯉のマリネ鹿節と柚子のソルベを合わせて
鹿節とは鰹節のように鹿肉を乾燥させて作った自家製のもの。清流で育った鯉には泥臭さなどはなく、鹿節の香ばしい香りや葉ワサビのソースとのバランスが最高でした。目の前で柚子ソルベをかける演出もあり、見た目にも味わいにも爽やかな一品でした。

・鹿/熊/イノシシ/穴熊のパテアンクルート
肉々しさがしっかり感じられながらも、脂っこさの少ないパテアンクルート。中心部分には滑らかなフォアグラのテリーヌも使われていて、動物性のコクや深みを最大限に感じる一品でした。隣には味の変化を楽しむために、柑橘類などがあしらわれていました。

・的鯛マトウダイのポワレ　しらすとなめこのスープ仕立て
ポワレらしく、外はパリッと中はふっくらな食感。スープはしらすで出汁をとったもので塩味が全面に出ていながら、なめこや魚の風味を消さず全体の調和が取れていました。ジビエがウリのレストランですが、魚料理もかなりの完成度でした。

・エゾ鹿のロティ赤すぐりのソース
メインディッシュは待ち望んでいたジビエがしっかり満足なボリュームで。この日は北海道産の丁寧に血抜きされた蝦夷鹿で、もちろん臭みは全くなく柔らかい。赤スグリという小さな実と赤ワインのソースは甘めに仕上げられていて、ジビエ料理としては王道の組み合わせですが非常に美味しかったです。

・熊本みかんのバシュラン
しっかりめのジビエが続くコースだからか、デザートは柑橘×メレンゲでさっぱりと。気分もお腹もさっぱり終えることができました。

まとめ

ラチュレのご紹介、いかがでしたでしょうか。
ジビエに力を入れているお店だけあって至るところに創意工夫を凝らしたジビエが使われていて、アミューズからメインディッシュまで全てが美味しかったです。
見た目は王道で古典的な印象ですが、ひとつひとつ洗練されている料理でとっても好みでした。
ジビエ好きはもちろん、ジビエをあまり食べたことがない方もきっとジビエを好きになる、そんなお店だと感じました。(ジビエが苦手な方は、メニューを変更してもらうこともできます)

また、ラチュレは2021年版からミシュランガイド東京で新設された「グリーンスター」にも選出されています。グリーンスターはサステイナブルな食を提供する飲食店の取り組みを評価したもので、都内ではわずか6店舗のみが選ばれています。これからの時代、「環境への配慮」という新しい視点でのレストラン選びも増えてくるかもしれませんね。

よく、どうやって予約しているの？と聞かれるのですが、私は普段一休レストランというサイトからレストランの検索や予約をしています。他のサイトよりお得なコースを予約できたり、クチコミも見やすくてオススメです。
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次回は、現在のきむフレンチランキング、ミシュラン星付き部門No.1！ル・スプートニクをご紹介します。
お楽しみに〜　つづく