今回は、6年連続ミシュラン1つ星のフレンチ【recte】を紹介します。
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【recte】のおすすめポイント
300年以上という長い歴史を誇る「紀州備長炭」とより優れた遠赤外線効果をもつ「大谷石」で出来上がった「竈かまど」を使用した火入れにこだわっているところが特徴のフレンチレストランです。
素材そのものの味と香りを引き出せる火入れの方法を追求し行き着いた竈での調理。
そのため魚やお肉はとろけるように柔らかく仕上がっているのを実感しました。
【recte】のお料理
乾杯はFrench bloomというノンアルコールのスパークリングを。
あっさりとした飲み口で、苦味はほとんどなかったですが単純すぎる風味な印象でした。
・Amuse 農家本庄/菊芋
サラッとした口当たりで重すぎず、菊芋の甘みを感じられるホッとしたポタージュでした。
・H.O.V. 陸奥湾 桜鱒/樽の新薪の香り
これまで良いレストランで食べる前菜の魚たちはどちらかというと熟成された弾力のあるねっとりとした魚たちが多かったけど、こちらの桜鯛のミキュイは竈で遠赤外線を使って火を入れたからか溶けるような柔らかさを感じました。野菜もたっぷり使われていて自然を感じる構成。春らしい一皿が季節感があって嬉しかったです。
・H.O.V. エスカルゴのリゾット
弾力のあるエスカルゴに、押し麦のリゾットを合わせた温前菜。
パンは十勝とはるきらりとスペルト小麦を使ったもっちり系のパンで、とっても好みでした!
このもっちり具合は他のレストランではなかなかなく、食べ応えがあり噛めば噛むほど甘みがでてきてとても美味しかったです。おかわりもお願いしてしまいました。
・Poisson 藤本さんの真鯛の神経締め
内側はレア気味に火入れされていて魚の柔らかさと外側のぷりっとした食感のコントラストが味わえました。神経締めの特徴である身の透明感と生臭さの無さがしっかりと伝わってくる魚料理でした。
・Viand オーストラリア産仔羊
赤身が綺麗で食欲をそそられる仔羊のロースト。
中はけっこうレアに火入れされていてとっても柔らかくてすぐに食べ切ってしまいました。本日のマイベストは仔羊と前菜の桜鯛かな~。絶妙なレア感と柔らかにやられました。
仔羊と一緒に飲んだ パトリックフォンという葡萄ジュースがとっても濃厚で美味しくて感動。家で買って晩酌したいと思いました。
・八丈フルーツレモン
果皮が鮮やかなオレンジ色なことに加え、苦みが少なく皮ごと美味しく食べられる八丈フルーツレモン。
メレンゲとサクサクのクッキー生地と合わせてレモンパイ風に。フルーツレモンのコンポートも添えて。脇役のアイスもとっても美味しかったです。
ミニャルディーズまでかなりクオリティが高くて、ブラッドオレンジのオランジェットにベリーのミニタルト、パウンドケーキとどれも豪華で美味しい。
プレートも素敵でお祝いの席にもぴったりです◎
【まとめ】
ランチコースは¥10,000-と安くはないですが、特に魚やお肉の火入れがこだわっているだけあって上質。席も(キッチン周りは煙がたちこめるから?)半個室になっていて、静かで落ち着いた空間で周りを気にせず楽しめました。個人的にはパンがかなりストライクでもっとおかわりしたいくらいでした‥。ぜひ、友達とのお祝いの席やデートに!
▽recteのご予約はこちらからどうぞ 一休レストラン(recte) 会員登録なしでも予約できるので、ぜひ一度お試しください。
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